2020年07月23日

『フィンランド式』公演詳細(+少し真面目な話)

次回出演情報

いちごドロップふたつぶめ
『フィンランド式』
脚本:ボス村松(劇団鋼鉄村松)
演出:山並洋貴(サムゴーギャットモンテイプ)


フィンランド表.jpgフィンランド式裏.jpg

【日程】
2020/8/26(水)〜30(日)

<来場観劇>
8月
26(水)19:00
27(木)15:00/19:00
28(金)19:00
29(土)14:00/19:00
30(日)15:00

<配信観劇>
8月
​26(水)19:00
27(木)19:00
28(金)23:00(録画配信)
29(土)19:00
30(日)15:00

【劇場】
中板橋 新生館スタジオ
(東武東上線「中板橋駅」北口から徒歩2分)

【キャスト】
アンディ本山(ハンバーグらぁめん)
市森正洋
黒澤風太(guizillen)
塩原俊之(アガリスクエンターテイメント)
高山タツヤ(劇譚*華羽織)
中田暁良(たすいち)
フジタタイセイ(劇団肋骨蜜柑同好会)
村山新
屋代秀樹(日本のラジオ)
吉成豊

赤星雨*(八角家/やさしい味わい)
ニシハラフミコ*​
*…いちごドロップ

【チケット】
<来場観劇>各回14席限定!
4,000円(完全予約制)
https://www.quartet-online.net/ticket/fin2?m=0qajgid
・​お席(14席)よりご予約希望のお客様が多い場合は抽選になります。
・抽選のお申込み締切は、8/8(土) 0時です。
・8/10(月)までに、結果をメールにてお伝え致します。​
☆抽選に際して、クラウドファンディングでご支援いただいている方を優遇させて頂きます。
☆​感染症拡大の状況によっては、更に客席を削減、果ては無観客にせざるを得なくなる、最悪は公演の中止の可能性がある事を予めご了承ください。

来場観劇をご希望のお客様は、以下のリンク先記事をお読み頂いた上で、検討頂ければ幸いです。
「いちごドロップ『フィンランド式』感染症に対する取り組み」

<配信観劇>各回無制限!
2,000円(前売りのみ)
販売方法については暫くお待ち下さいませ。

【スタッフ】
舞台監督:小林勇太(T.C.O.C.)
舞台美術:廣岡篤(ナンブケイサツ)
照明:伊藤将士(株式会社ラセンス)
音響:小林勇太(T.C.O.C.)
宣伝美術:赤星雨
制作:赤星雨、ニシハラフミコ
小道具:山田亮
​企画・製作:15drop

【大切なお知らせ】
本公演ではお客様、関係者、そして劇場での安全に留意しCOVID19感染症対策を実施しております。
大幅に客席数を減らし、ソーシャルディスタンスを確保した上で、お客様皆様に安心して演劇を楽しんで頂けますように尽力しております。
本公演に限らず、ライブイベントのようなチケット販売により大半の収入を得る業界では、チケット販売数を大幅に減らしたことにより採算を取ることが難しくなっているのが現状です。これまでと違った別の方法で収益を得る、演劇興行を経済的に成立させるノウハウが確立されるにはもう少し時間がかかりそうで、その間に幕を下ろすしか無くなった劇場、劇団、生まれなくなった作品などを山ほど見てきました。

そんな中、本公演ではクラウドファンディングを実施しております。
https://www.dnap.tokyo/crowd/fundraising/ichigo/
上記のように現状、皆様の善意に頼っていかなければ経済的に成り立たない業界であることを心苦しく思う反面、お互いの善意の中にだけ成り立つという側面を持っているのがライブイベントやお祭りの良さだとも思います。これまでの数多の上演を、壊さずに見届けて頂けたことにも改めて感謝しております。もし可能であればご無理の無い範囲でご支援頂ければ有り難いですが、もちろんこれを読んでいる皆様の経済状況もそれぞれだと思いますので、どうか、このような取り組みを行っていることだけでも知ってもらえればと思い、この文章を書かせて頂きました。
クラウドファンディング限定の公演Tシャツをはじめ、様々なリターンも用意しておりますので、もし我々の活動に賛同頂ける方がいらっしゃいましたら、重ね重ねにはなりますがご無理の無い範囲でご支援頂ければ幸いです。

長文失礼致しました。
(2020.7.23 文責 塩原俊之)
posted by しーおー at 14:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月31日

『ナイゲン(朗読版)』ご視聴ありがとうございました。

先ほどBキャストも終演しました。
生でご参加頂いた方も多かったようで、本当にありがとうございます。

ニコニコ動画直撃世代なので、みんなで視聴しながら好き勝手コメントする、客席の盛り上がりがビジュアル化されるのがとても好きなのですごく楽しい試みでした。

配信とは言え生なので、本番前はめちゃくちゃ緊張するし、終演後に反省したり、感想を頂いたり、色んな点でちゃんと演劇でした。

初日は土曜夜ということで通信環境も若干不安でしたが、お客さんになってBキャスト見てたら役者のみんなもオンラインでもちゃんとノってて観てて普通に面白かったです。

色々書きたいことはあるけど簡潔にラストシーンだけ。

最後に花鳥風月とどさまわりが二人だけ残るシーン、参考にしたのはアニメ『逆襲のシャア』のアムロとシャアの会話、映画『ラヂオの時間』の西村雅彦さんと唐沢寿明さんのラストシーンの会話。

「分かってる奴ら」が、みんながいなくなった後で二人だけで話すシーンとして立ち上げていきました。

ナイゲン見て面白かったぞ、という方はこの辺の作品も観て頂けたら嬉しいなと思います。

ではまた。
posted by しーおー at 18:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月25日

クラウドファンディングでのご支援、ありがとうございます。

こんにちは塩原俊之(@donchan3ren)です。

クラファン.jpg

出演予定でしたアガリスクエンターテイメント15周年記念興行『かげきはたちのいるところ』が新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期になったことを受けて、損失補填の為のクラウドファンディングを実施していましたが本日、ストレッチゴールの関西公演費用も含めた目標金額208万円を達成いたしました。ご支援頂いた皆様、本当にありがとうございます。

小さな小さな劇団にとって、208万円は、大きな大きな金額です。

5月25日16時現在、172名のコレクター(支援者)、2,174,512円という数字が集まりました。
この現象、そして皆様のアクションは世の中にとっても、とても大きなことだと思います。

僕のような俳優の端くれだけでなく、世界中でものづくりをする大勢の人々が新型コロナウイルスにより経済的損失と、そして何よりそれまで生きていた場所を失いました。もちろん観る側も楽しみを奪われたし、それだけでなく、志村けんさんや岡江久美子さんのようにただ生きることさえも失われた人が沢山います。

「不要不急」「自粛」「密」
精神的にも肉体的にも僕ら自身のアイデンティティを否定する言葉の数々に殺されそうになりながらの数ヶ月間。
演劇は、文化は、人々が生きていく為に不要なものなのか?それを毎日毎日何時間でも考え続ける日々でした。


舞台に立つ意味
毎朝欠かさず聴いている『伊集院光とらじおと』のゲストに来られた三遊亭円楽師匠、シンガーソングライターのさだまさしさんらのコロナ禍での過ごし方や言葉がとても面白かったので一部。

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三遊亭円楽(5月4日)
「落語やりてーな。50年やってきたけど、こんなに落語やってない日が続くのは初めてだね」
「今出番じゃないからな。やっぱり平時のものだよな。落語とか演芸は。落ち着いてホッとした時にやっぱり笑いたいってなるんだな。今、何にも先が見えないじゃない」
(出典:オリコンニュースよりhttps://www.oricon.co.jp/news/2161539/full/

さだまさし(5月18日)
ニューアルバム『存在理由〜Raison d'etre 〜 』について(読み、レゾンデートル)
「常日頃、災害の多い国だから(中略)俺に何か出来ることあんのかな?俺は歌うしか脳がねぇから。」
「レゾンデートルとは哲学的な言葉で"存在理由"という意味だけど、もう一つ、日本語に訳すと"生き甲斐"って訳せますから。他人から見た僕の存在理由じゃなくて、自分で認める自己肯定としての"レゾンデートル"って意味で自分に向けてこれでいいんだよって」
「(伊集院が深夜ラジオのパーソナリティとして、こんな時に存在理由があるのか考える、という話について)お笑いの人たちって災害の時とか「俺たちは役に立たない」って絶望するんですけど、確かに僕も一人じゃ役に立たないんですよ。でも鶴瓶と一緒に石巻の被災地に行った時に(笑わせる仕事のやつと一緒にやった時に)子供はゲラゲラ笑って、大人は同じ歌だけどボロボロ泣いて、これはお笑いのやつと一緒にやらないと生まれないって」
「こんな時に"あぁ、俺はこの時の為に生まれてきたんだ"って。それは飲食店でもなんでも同じことだから」
「これで9月、10月になってようやくコンサート再開するって言っても、みんな苦しいからさ、それを支えるだけのお客様にそんな体力残っているかなって。そんな中で高いお金出して歌聞きに来てって、そんなこと言いにくい。ガラガラの客席だって覚悟している。でもこれが僕らの生業だからやらないわけにはいかないし。」
「来年ないし再来年ないし、お金が溜まってさぁ行くぞってなっても、逆に僕の音楽寿命がもつとは限らないし」
※多少の意訳をして起こしています
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さださんの「お客様に体力が残っているかわからない」「僕の音楽寿命がもつとは限らない」はとても身につまされる言葉だった。
実際、この先劇場で演劇公演をやると行っても、ガラガラの客席を前にとういうことも充分覚悟しなければならない。
そして、これを機に廃業する団体、個人が相当数いるだろうということも考えたい。
実際、僕が関わっているだけでも3現場が公演中止(延期)になっている。全国で考えればどれだけの公演が中止に、どれだけの人間が辞めたのだろうかと、想像するだけでも具合が悪くなる。専業、兼業、趣味に関わらず、演劇をやることが出来なくなった人は数多いるだろう。

で、冒頭に戻るわけだけど。
そんな中、今回のように多くのコレクターの皆様に支持して頂いたことの意味を、ちゃんと考えたいと思った。
辞めた人たちの分までとか、演劇界の未来を背負って、みたいなヒロイックなことを言いたいわけではなく、多くの人が色々あるお金の使い道の中で演劇公演の存続を、それもコメディ作品を選んでくれた理由は何なのか。少なくとも道頓堀でどんちゃん騒ぎして欲しいとか、木屋町で優雅な晩酌をして欲しいという意味ではないのだ。これは今回の作品作りと興行の中で重要な要素になると思うので、考えていかなければいけないことの一つだ。

それと、今回のこのアクションの意味。人は色んなアクションで他者を動かしたり介入したり出来る。例えばSNSに誹謗中傷を書いたり、お隣さんに挨拶したり、近所の商店で買い物したり、政権の批判や監視をしたり、色々な形で他者に介入するわけだけど、これだけ多くの方々が「クラウドファンディングで」「経済的支援をする」というアクションは、どういった意味があるのか。これも同じく作品作りや、今後演劇を続けていく中でとても大きな活動指針になる気がしているので深掘りしていきたい。

と思ったが、さすがに長くなり過ぎたので、それはまた、別の話。
重ね重ねにはなりますが、多くのご支援、本当にありがとうございます。
posted by しーおー at 17:59| Comment(0) | かげきは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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